新型コロナワクチン
新型コロナワクチン追加接種
令和5年度の新型コロナワクチンの追加接種は、①春開始接種(5月8日〜9月19日)と②秋開始接種(9月20日〜令和6年3月31日)の2シーズンに分かれています。
接種は各シーズン1回だけになり、それぞれのワクチン接種は3ヶ月以上の間隔をあける必要があります。予約時に前回接種の日時を確認させて頂きます。
接種対象者
・65歳以上
・5〜64歳で基礎疾患があるなど、重症化リスクが高いと医師が認める方
・医療従事者、高齢者施設などの従事者
※基礎疾患の範囲は、下記の表を参考にしてください。例示されている疾患以外でも重症化リスクが高いと医師が判断する場合は、病名を問わず接種することができます。よく分からない場合は、予診票に記載しなくても差し支えありません。
全ての年代 | |
・慢性の心臓、肝臓、腎臓、呼吸器の病気がある方 ・免疫機能を低下させる病気にかかっている方 ・免疫機能を抑制する治療を受けている方 ・免疫異常に伴う神経疾患または神経筋疾患にかかっている方 ・神経疾患または神経疾患を原因として身体機能が低下している方 ・染色体に異常がある方 ・血液の病気にかかっている方(18歳以上の鉄欠乏性貧血は除く) ・その他、重症化リスクがあると医師が認める方 |
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18歳未満の方のみ | 18歳以上の方のみ |
・代謝性疾患にかかっている方 ・悪性腫瘍がある方 ・膠原病の方 ・内分泌疾患にかかっている方 ・消化器疾患にかかっている方 |
・治療中または合併症のある糖尿病 ・睡眠時無呼吸症候群の方 ・重度の精神疾患にかかっている方 ・知的障害がある方 ・BMIが30以上の方 |
令和5年秋開始接種について
令和5年9月20日より秋開始接種が始まります。接種を希望される方はお電話にてご予約ください。
秋開始接種以降は、従来型(BA.4/5ワクチンを含む)は使われなくなり、初回接種でも追加接種でもオミクロン株XBB1.5ワクチンが使用されます。令和5年8月4日に厚生労働省より報告された変異株発生状況(7月10日〜7月16日)は、BA.5系統が2.05%、XBB系統が91.79%とBA.5系統は減少傾向にあります。
接種券をなくしてしまった方
接種の回数は、これまでにご本人はワクチンを接種した回数と続けて数えます。基本的に接種券はワクチンの回数を問わず使用できます(初回の接種券でも令和5年秋開始接種に使用可)。
接種券をなくしてしまった場合は、厚生労働省のコロナワクチンナビから再発行の申請が行えます。対応していない自治体にお住まいの方は、市町村の窓口にお問い合わせください。
Q & A
初回接種(1・2回目)を受けただけです
初回接種だけでオミクロン株対応ワクチンを受けていなくても、秋開始接種のオミクロン株XBB1.5ワクチンを接種できます。その際は、お手元の接種券をそのまま使用できます。
初回接種のうち、最初の1回目しか受けていません
コロナワクチンは同じ種類を2回セットで打ち、その後、数ヶ月あけて3回目のブースター接種を行います。
1回目しか接種していない方は、標準の接種間隔を超えてしまい、残念ながらワクチンの効果は弱い、もしくはほぼない状態であると想われます。
しかし、現在の制度では、ワクチン接種を1回目からやり直すのではなく、2回目の接種から再開することになっています。その場合は、オミクロン株XBB1.5ワクチンを2回目として使用します。
まだ1回もワクチン接種を受けていません
初回接種は、日本国内に住民登録がある全ての方が対象となります。
初回接種に使用されるのは、ファイザー社製オミクロン株XBB1.5ワクチンで、1・2回目の間は3週間、2・3回目の間は8週間の間隔をあける必要があります。
他のワクチンも一緒に受けたいです
新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンは同時接種が可能です。
インフルエンザ以外のワクチンは2週間以上の間隔をあける必要があります。
費用はどれくらいかかるの?
全額公費で行われるため、費用はかかりません。
ただ、令和6年春開始接種以降はまだ方針が決定しておらず、一部自己負担になる可能性が高いと言われています。