コロナ後遺症の治療について
コロナ後遺症とは?
新型コロナウイルス感染症は寛解した後も長期にわたって下記のような様々な症状が続くことがあり,それらはまとめて「コロナ後遺症」と呼ばれています。
- 嗅覚障害,味覚障害
- 全身倦怠感
- 息苦しさ,息切れ
- 思考力・集中力の低下
- ブレインフォグ
- 激しい記憶障害
- 意欲低下
- 抑うつ状態,不安感
- 頑固な空咳
- 関節痛,筋肉痛
- 胸痛,胸部絞扼感
- 頭痛
- 睡眠障害
- 動悸
- 食欲低下
- 下痢
- 頭髪の脱毛
- 眼の乾燥,充血,痛み
当院におけるコロナ後遺症の治療
コロナ後遺症の発症メカニズムはまだ不明な点が多く、その治療は現時点では症状を緩和するための対症療法や支持療法を中心に行われています。
当院では痛みや怠さ、不眠、咳、食欲低下などに対する薬物療法の他、マッサージなどの物理療法や筋力向上のための運動器リハビリを行っています。
頭髪の脱毛や嗅覚・味覚障害、記憶障害などは当院では対応できない可能性があり、その場合は皮膚科や耳鼻咽喉科など専門の医療機関へ紹介致します。
なお,当院でのコロナ後遺症の治療対象となる方は
- 15歳以上
- コロナ感染から4週間以上経過していること
とさせていただいております。